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フォーラム記事

星乃夜さとり
2024年7月25日
In 詩
見上げれば、空の下。 幾千の星が、私を見下す。 眩い月は姿を現し、 太陽の威を借りて威張り輝く。 光の屑が、複雑に絡まり、紡ぐ。 瞳に映る斑点に、暗い気が纏わりつく。 あの頃は、星が美しく、深いものだと。 今となっては、冷酷に私を睨むものだと。 変わってしまったな、私の心は。 あんなに閑麗な空を憎むなんて。 私達は今、空の下で生きている。 その上きっと、社会の下でも生きている。 人工の光で濁んでしまった夜空。 子供の時に見た、澄み切った夜空。 同じ空の下、私は今日も生きていく。 そろそろ、丑三時だろうか。
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星乃夜さとり

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