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フォーラム記事

文野
オーロラオーラ
オーロラオーラ
2024年5月30日
In 詩
小瓶が倒れている しおらしく咲いた花が そのとなりで 困り果てたように わらっていた
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310
文野
オーロラオーラ
オーロラオーラ
2024年4月28日
In 詩
おら、ゆるせねぇだ。 のあはいう ゆるせないと。 なにを、ゆるせないのか。どうして、ゆるせないのか、かんがえるだけ、むだである。 しかし、のあはこうもいう。 おら、ゆるしてぇだ。 なにをゆるしたいのか、ゆるしてはいけないものにたいしてのといかけなのか? このげんは、なにものでせう あらかせぎしてきえうせるだけのたましいに、なんのねうちがありましょうや。 なははははは
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文野
オーロラオーラ
オーロラオーラ
2023年4月15日
In 詩
両目で泣いては男がすたる 片目をつむって泣くがいい
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文野
オーロラオーラ
オーロラオーラ
2023年1月30日
In 詩
詠われてしまえよ 終わらない冬を閉じ込めた 瓶に つたは絡む 命すら言葉をなくして すべてが一葉に 「これなーんだ?」 一人二人とつらなった こっちは溶けたよ そっちはどうだい お外を歩くマトリョシカ 鳥をつかまえてしまった 「君はてらいをすてたんだ。」 十字路を祈るように歩く お前の無様なたしかさ したたかに生きたぶん 付けが回ってくるなんて やってられないでしょう 「じょうずに醤油をかけたら目玉焼きのできあがりだ!」 いつもいつも一人を 遊んでいたわけでもないだろう 野良猫になった気で 屏風に恋していてた あの頃のお前はもういない せめて真夜中に封じて
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文野
オーロラオーラ
オーロラオーラ
2022年7月05日
In 詩
赤い夢に葉っぱをふかせ 無い物ねだりの緑いろ 憂鬱だね 機械仕掛けの泥人形 まだ胸に飛来する空虚さがあるなら 過ぎ去ってしまいたい おお いたいいたい
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文野
オーロラオーラ
オーロラオーラ
2022年3月31日
In 詩
てらった夢を溶かし込んで 鋭い瞼に預けている野薔薇たち 崩れ去る夕暮れに真水は吹雪いております おや、白く冷たい種が微睡んでおりますよ 悲しみも苦しみも、悲哀と称して笑うより儚い 元日のとたんを屋根に着せ数多の喉笛の笑う頃 やつえめじきがやってくる 三里歩きて眠らない花 悲しみの渦にしどろもどろ 魂魄を埋め夕張メロンは花開く 感謝感激雨霰 屍鬼に豆まけ彼岸花 駱駝の声がきこえてる、 瞼の破裂する時刻とて。 惨烈な美しさをありがたく語れ ガンジャだ担架か野薔薇咲く 目玉の渦に砦生み 夜束ね対絶えて空空踊る 煌々とさんざめく肉だけ踊れ 空虚と葉石は硬直を魅せ 真理めいた喉笛が悪鬼と化すまで 嗤うように壊れる臓器
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文野
オーロラオーラ
オーロラオーラ
2022年3月31日
In 詩
裸眼で、コカインを見極めるのは難しい
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文野

オーロラオーラ
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その他
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