top of page

フォーラム記事

ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2024年4月12日
In 詩
流れ星の夢を見た ほんの長針が首を傾げ 電球の黄色いぼやけの間で 雨上がり空を見ていたが 星が動いたのはまだ夢と 雨の音の中のときだ
5
303
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年6月17日
In 詩
碧くあおむけに 白く流れる空を 年老いた手におよがし 乾いた風か 葉先に涙を寄せていく 星に照れられ 隠れられぬよう 靴の紐に 意味を見つけようと
2
343
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年6月05日
In 詩
花がきれいだと ジョウロへ水をとばし 半歩 進む 短い影
2
339
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年6月05日
In 詩
よくみてみよ 何をほっている 形なくまどろみたい そう願っているのだ 静かに空を 呼んできてくれてくれ
2
340
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年6月04日
In 詩
白く浮きでた 押し花を 崩さぬよう持ち上げ 掬えているかと 首を傾げた 畳の隅
3
344
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年5月29日
In 詩
カタチあるようなの粒が のびた息の上に 早くなる 足音の横へ 空も見えぬ 日差しの上に 雪に落ち 見えなくとも さするように
2
355
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年5月11日
In 詩
もし人生に価値がつくなら 今何をしているか関係なく 均等にばら撒かれていると思うのです 例え世界に1人でも 世界の頂点にあっても 自分の道を突き進んでいても 人の後ろを辿っていても 目的の為に価値を寄せるのは 正しいようで つまらない事になるのでしょうか
7
403
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年4月15日
In 詩
悲しい目で 振るえる期待を 僕と見ないでいてほしい 僕はその空白で 少し漂っていたいだけなんです なんの期待もなく 僕のごめんを 透いて歩いていて下さい
2
326
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年4月07日
In 詩
雲の切れ目 波打ち粒となり 散っている光 明るく 匂いさえも 持っていそうな そこを 飛び抜けていきたい そこへ来たと分かるよう 現実だと分かるよう 確信を掴めるよう それは大きく 優雅で ゆったりしており 笑うように息をして そうでなければと 私も鼻を膨らませるのです
2
319
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年4月05日
In 詩
あやされる赤子のように枝をふり 伸ばされた手を跳ね除けるよう 花吹雪に包まれる 笑う隙間に涙をためて 瞳が空を 漕いでいる
2
315
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年3月23日
In 詩
枠のついたガラスに 風に揺られた光が 虚い見え隠れする 右端に決してとどかず 桟に挟まった小石へと 時がふるえ 胸に拍子が溶け込むよ
2
341
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年3月22日
In 詩
鯉が砂を流れるよ お前は私の鏡かも 音が爪を跳ねる 私はお前の記憶だよ フラフラ揺れて綺麗だよ 私の命の下駄音だね
2
339
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年3月17日
In 詩
水面を滑るように 千切れた雪が渡る なぁ 橋が欠けるよ 湯を沸かしたかい あぁ 船が浮いたよ と
2
332
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年3月09日
In 詩
意識の波打ち際にたち 君を見ていた 君は屋根の上で 歩いたり 止まったり 時々姿をくらましている 私は 君の薄れた輪郭が現るのを 今か今かとまちながら 曇った窓ガラスに 息を吹きかけ 傍観している
2
326
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年3月02日
In 詩
威厳は無邪気さにゆれ 思慮深さは涙に流される 荷台をもち 車輪を受け取ろうと 扉を叩く 渡されたのは紙 そこで木の大きさに気づいた 斧を受け取ろうと 扉を叩き 地図を渡され 世界の大きさに気づいた 構えなく受け止め 無邪気さと 涙の静かさへ 身を預けれるよう
6
346
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年2月27日
In 詩
名のわからぬ花が 風に揺られ 光を撒き散らしている 名のわからぬ鳥が 光を捕らえようと 重力になった
2
319
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年2月26日
In 詩
私は子供の時 売れぬ本屋で タバコにむせ 埃に隠れてしまいそうな男に 憧れていた
2
319
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年2月21日
In 詩
朝  鼻に熱を感じる 足元を這う湯気が ふと 顔をあげ 私を摩る 道を越えよう そうして落ちた湯気が なぁ と語りかけてくる 『まるで一人になったみたいじゃないか』 私は湯気をかきながら すん と鼻をしかめるのだ
0
336
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年2月13日
In 詩
砂がすべり 泡と消える ゆっくりと海が沈み 波を撫でる そんな錯覚がする そこに波がかぶさり そして海がはじける 今まさに 僕はそれを飲もうと 駆け降りている
2
363
ただいま滑空中
ブルームーン
ブルームーン
2023年2月10日
In 詩
君をまえにすると 僕は薄汚れている 君の心はガラスである ガラスは簡単に砕けるものでない 響きに敏感なだけである そこで僕は 煤を撒くことに躍起になるのだ いつの日か砕け 君の破片の光で 僕に色をつけてほしい
2
317

ただいま滑空中

ブルームーン
+4
その他
bottom of page