窓がある
そこから何が見えるのか
窓は闇に閉ざされている
そんなに悲しまないでおくれ
わたしも泣きたくなる
嘆いている君は誰だ
君はわたしか
わたしは君か
君のかなしみはわたしのかなしみ
君とわたしは二人でひとり
全てを受け入れる力を
悩みを跳ね返す祈りを
明日晴れたら旅に出よう
雨なら一日眺めていよう
眠っているわたしの隣に
あなたがにっこり笑っている
わたしはあなた
あなたはわたし
いつまでも一緒にいましょう
わたしの傷を癒す証を
あなたの悩みを忘れる眠りを
明日はどこへ行こうかしら
あなたの身体は空いてるかしら
わたしたちはいつも一緒
あなたもわたしも一人じゃないから
手を繫いで
歩幅を合わせて
幸せと不幸せも一緒よ
コメントありがとうございます。詩の世界をしっかり捉えていただけてうれしいです。言葉遣いに気をつけた甲斐がありました。