きみは優しい男と一緒にいる刺激的な仕事をして猫と共に眠っているもしぼくが巨人ならきみを掬い上げて飲み込めたかなそしてそのまま夢を見る夢の中でぼくときみは二人きりで日の沈む街を眺めていた「青いね」とぼくがいうと「地球が壊れていく感じがする」と答えたきみがさみしい歌を歌い始めた顔に落ちる雨に目が覚めた巨人はずっとその場に佇んでいた
初めまして。
とても素敵な詩だと思いました。
寂しいけれど、悲しくはないというような、不思議な温かさがある気がします。
横断歩道さんへ とっても幻想的で、深遠で、さびしい夢のものがたりですね ... 絵本の世界のようにも思えます。 前作『RH』にもいた、あなたの大切な人と、この夢の中でも出会えたのでしょうか。 作者の、"きみ" への思いの深さ、愛と言ってしまった方がいいかな、そのように感じました。 ゆめの