春がきたら全部うまくいくってあのこに
言ってやったらよかったな
気休めぐらいにしかならんけど
できる我慢もひとつやふたつ増えたかも知らんのに自分のことで手一杯でそんな余裕なかったんよ 泣いてるみたいに笑うこだった ですます口調で甘えてくる
不器用なこだった
砂場にガリガリ君のアイスの棒さして
わたしのお墓これでいいやって
悪い冗談ならあんま笑えないから
もういいよ出てこいって
バカだなあせんなよ
死にたくなる100の夜が
生きてて本当によかったって思える夜明けにしらじらと変わる
50も生きたらあったよそんな日が
なんだよ全く
ふざけんな勝手におくやみなんかすんな勝手に不幸にきめつけんな
意図的にだからだからだ歯ぎしりしながら
この詩のおしまいに俺はこう書き足す
それでもそれでも
「めでたしめでたし」
Sin Sakamotoさん、こんにちは。 初めまして。 詩が、あのこへの優しさに溢れていて、感動しました! 「めでたしめでたし」これを言うと何も心配しなくていいような安心感を覚えます。 この詩のおしまいの魔法の言葉かな ...。 YUMENO
この詩の本質はもしかしてとても悲しい話のようです。それでも誰かが忘れずに「めでたしめでたし」としてくれるなら、きっと幸せな話になるのでしょう。