さようならあの日の夢
立ち上がって追いかけたあの頃
さようならあの日の夢
振り返ることも忘れたあの頃
さようならあの日の夢
戻るには遠すぎて悔しかったあの頃……
子供の僕には手が届かず
大人の私には見失われた
そんな夢の数々が私の人生を築いてきた
私にはボロボロに朽ちかけた夢物語しか残っていない
それでも追うのか?忘れてしまえば楽になれるのに?
おいであの日の夢
寝ても覚めても繰り返されるあの頃
おいであの日の夢
つまづいて諦めかけたあの頃
おいであの日の夢
諦めても見失ってもやってくるあの頃……
おいでよ 逃げなくていいよ
夢は毎日でも見るんだから
さようならは言わないよ
あの頃はいつでも私の心の中にあるから
相野零次様、こんばんは。
詩を拝読しました。
私は個人的に夢を追いかけて諦めきれなくて、忘れてしまえたらその方が楽だと知っている。
それでも、忘れられない自分の気持ちを夢を受け入れて、さよならは言わないのが切なくも力強く美しいと感じました。