ある少女が、星に手を伸ばし希望を唱えました。けれど大人は少女に言いますお前はおかしいのだから、夢など見れるはずも無いと。「画家になりたいな。」「お前が無数の中で果たして輝けるのか?」「先生なんてどうかしら?」「お前が人の見本であれるなどと思っているのか?」「自由に生きたい」「まともで無いお前が社会に馴染めるのか?」だんだん星は少女の目の前から姿を消していきました。そうして一切の希望は潰えて、少女は目を閉じ、後はただ、暗闇へと流されるだけ。
はじめまして。朔様の作品を拝見させていただきました。
一見ファンタジックな感じですが、読み勧めていくうちに、子供の頃に一度はなりたいと思った夢を大人たちから否定され、現実を突きつけられだ結果諦めてしまう辛さがひしひしと伝わってきました。
大人になってから世の中で生きることの厳しさを知って、夢を諦めてしまう悲しさ、虚しさをうまく表現していると感じます。
さくさん、夜分遅くすみません。 こんばんは。
『少女の夢』という題名の詩は、悲しい結末で、第一幕が終わりましたが、全ての幕はまだ終わってないでしょう?
少女が少女のままで終わらないように、やがて彼女は大人になり、少しずつ心もつよくなって、成長していくんだと信じてる。
どうか、この物語の少女を、抱きしめて離さないでな! 焦らず、諦めず、真っ暗闇だろうと、そこから、わずかな光を見つけ出していってくれないか!
いつの日か、少しつよくなった少女の、この物語の第二幕が開かれることを心から願ってるよ。
ゆめの
朔 様
私も子供のころは、大人から「どむならん!」(おかしい、まともでないなどの𠮟責の総称)と怒られっぱなしでしたね。とにかく、大人は「勉強せなアホになる!」と私を脅して止まない。私は、この言葉の意味がいまだに理解できません。なぜなら、すでにアホであった私が、これ以上のアホにはなれないですから。だから、大人は、多少なりとも私を「賢い」と甚だしい思い違いをしていた、と考えると辻褄が合うのですね。アホになるのは「賢い」人がなるのであって、この場合、大人は私に「アホがアホになると何になるかわかるか?」とユーモアで問うたらよかったのに、だったら私も、「アーホー、と谺が返ってくる」と返答したのに、と今更ながら残念です。
ヘンな話でごめんなさい。
ピー吉さんコメントありがとうございます!
最後の問答、思わず笑いが溢れてしまいました。
アホはこれ以上のアホにはなれない、妙に納得できて好きな解釈だなと思いました笑
アホでも賢くても、面白い奴になれたら良いなと自分は思います。