襲いくる紫色の波に沈みゆく肺に満ちるは憂鬱の香りただでさえ狭い視界が固定されるその花弁の中、幼気な熊蜂の如く取り込まれたいと思ってしまった奈落の安眠は打ち砕かれた保守した虚無はたやすく剥奪されきらめく涙の破片が我が身を裂くもはや抗う術はないあぁ、気高き不死の姫よ桃色散る度その姿を現しこうして我らをおちょくるか甘く切ない欲望古傷と懺悔を胸に君を愛してしまうことを許しておくれ
このまえふじのはなをみにいきました。きれいでした。しろいふじもさいていました。そちらも、きれいでした。